大会2日目は、朝、ホテルを8時15分に出発し、各会場へ移動、各分科会に分かれての研修でした。私達に参加が割り振られたのは、特別第1分科会で
テーマは「環境教育とPTA活動 ~地球温暖化や自然環境保護を意識したPTA活動~でした。
普段、西高で行っているPTA活動とは、全く違っていましたし、九州地区大会や県内研修大会ではあまり取り上げられないテーマでしたので、ある意味新鮮に感じました。自然がまだまだ多く残っている沖縄での大会らしさを感じました。とはいえ、その沖縄ですら、近年の地球温暖化がもたらす異常気象により、珊瑚をはじめとする海洋環境に大きな変化が生じてきているということでした。
分科会の中身は、基調講演とパネルディスカッション形式で進められ、パネルディスカッション参加者の中から 未来のために、今私たちができる自然環境の保護や地球温暖化防止への取り組みについての事例発表がなされ、積極的に取り組んでいる様子が報告されていました。なかなか身近に感じられないような問題ですが、近い将来のことを考えた場合、速やかにそして真剣に考え、実行に移していかなければならないことを痛感しました。
分科会中は、もちろんマスク着用です。普段マスクをし馴れていなので息苦しくて仕方がありませんでした。
今回の大会のために公募されて採用されたお弁当のデザインは、沖縄の高校生が作ったものと聞いて感心させられました。まるで大人の専門家が作ったようなすばらしいデザインです。
実は、デザインだけでなく、お弁当の中身も高校生達が沖縄らしい、そして栄養バランスが取れた、美味しいメニューを一生懸命考えて作ってくれたものだそうです。本当に美味しいお弁当でした。
午後の記念講演の前に行われたアトラクションの模様です。地元高校生達によるエイサーです。
記念講演は、「伝統楽劇 組踊の魅力~その見どころ聞きどころ~」というテーマで琉球舞踊の家元であり、人間国宝の宮城能鳳先生による組み踊りについてのご講演でした。先生の解説をお聴きしながら、普段なかなか直に見ることの出来ない琉球舞踊の組踊りを見ることが出来ました。踊りのストーリー他お話を聞きながらの組踊りの鑑賞は実に有意義なものでした。記念講演の後、閉会式が行われ、2日間に及ぶ大会の全日程を無事終了しました。
最終日の3日目は、飛行機の時間まで景勝地「万座毛」や全国一の規模を誇る有名な「美ら海水族館」の見学をして今回の全国大会沖縄大会研修から無事帰ってまいりました。私達4名も心配されました新型インフルエンザの感染もなく、皆元気で帰ってくることが出来、ほっとしています。今回学び持ち帰ったことを是非また今後のPTA活動に活かしていければと思います。「私達の身近なところから、私達に出来ることをすぐに実践していく」という環境教育の重要性を改めて感じた今回の研修でした。西高PTAの皆様に、このような貴重な研修の機会を頂いたことに深く感謝申し上げ、ご報告とさせていただきます。ありがとうございました。
PTA会長
久保 裕
PTA広報誌「いてふ100号」発行
第47回卒業式
令和4年度第3回研修委員会 閉会式
令和4年度宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会
令和4年度 YUME講座