「つながり さがそう 佐賀大会」へ参加して
テーマ:「変わりゆく未来に向けて 今できること」
期日:令和5年6月29日(木)・30日(金)
参加者:九州地区高等学校(特別支援学校を含む)PTA
記念講演
「人としての尊厳の大切さ」 ~「愛着の問題」と「いじめ問題」~
大阪大学名誉教授、教育学博士 小野田正利氏
分科会テーマ
第1分科会:青少年の健全育成とPTA活動
第2分科会:進路指導とPTA活動
第3分科会:新時代の「大人」に、未来を託して
大会第1日目は、現地への移動の途中佐賀城本丸歴史館に立ち寄り、郷土の歴史や偉人を子どもでも楽しく学べる仕掛けを視察しました。
夜は参加高校と教育懇談会で交流を深めました。教育懇談会では、西高を転出された先生方との再会もありました。
大会2日目は、第1~第3分科会が行われました。
私が参加した第3分科会では、新時代の「大人」に、未来を託して ~「成年年齢18歳」で変わること~ をテーマとして、第1部佐賀県立佐賀東高等学校演劇部による演劇上演と第2部のパネルディスカッションが行われました。
世界各国と足並みを揃える動きで、令和4年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられたことで、積極的な社会参加の推進や金銭的な契約、進路や結婚の選択など成年年齢の自己決定権を尊重する時代となりました。佐賀東高等学校の演劇においては、社会が決めた「大人」になることへの期待や不安、葛藤などが表現されており、自分自身や保護者、先生への強く熱い想いに、深く感銘を受けました。拍手が鳴り止まない素晴らしい舞台でした。
パネルディスカッションにおいては、コーディネーターとして佐賀新聞社統合編集本部編集局長 桑原氏、パネリストとして佐賀西高等学校後援会会長 森永氏と佐賀西高等学校 梶川氏、佐賀東高等学校演劇部 原田さん、岸川さんが、新しい「大人」としてどのような未来を歩むべきかについての研究協議がなされました。成年年齢を迎える子どもたちと一緒に保護者が学び成長していく必要性や保護者ではなく親として、大人である我が子を尊重し寄り添い続けることの大切さを学びました。
分科会後の開会式では、九州地区高等学校PTA連合会大会広報紙コンクールの表彰式がありました。表彰された10校のうち、4校が宮崎県。
最優秀賞 宮崎大宮高校PTAの表彰に続き、優秀賞 宮崎農業高校PTA・宮崎南高校PTA、優良賞 宮崎北PTAの表彰がありました。
その後、全体式、記念講演と参加予定でしたが、朝から続く大雨で、緊急速報メールの警報音が鳴り響く中、帰路に交通規制も生じたことから、残念ながら日程を繰り上げ、会場を後にしました。
今回の佐賀大会は4年ぶりの対面での通常開催。
保護者として親として子どもたちと共に歩んでいく大切さを感じました。また、九州県内各校のPTA活動の取り組みに触れ、色々な方々と語り合うことができ、改めてPTA活動ができる喜びを感じた2日間でした。
以上、佐賀大会についてのご報告です。
PTA庶務 大野律子

令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会に参加して(3)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会に参加して(2)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会に参加して(1)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会 参加報告
第73回全国⾼等学校 PTA 連合会⼤会 茨城⼤会に参加して(後編)
第73回全国⾼等学校 PTA 連合会⼤会 茨城⼤会に参加して(前編)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会に参加して(2)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会に参加して(1)
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会 参加報告
第73回全国⾼等学校 PTA 連合会⼤会 茨城⼤会に参加して(後編)
第73回全国⾼等学校 PTA 連合会⼤会 茨城⼤会に参加して(前編)