すでに皆様もご存知のように、３月１１日に東北地方太平洋沖地震が起き、東日本全域に渡り、甚大な被害が報告されています。連日のテレビ報道などによる被害状況を見聞きするにつけ、心を痛めるばかりです。
そして、支援の輪が国内はもとより世界中で広がっている中、宮崎西高校・西高附属中学校PTAも何か出来ることはないだろうかと思案しているところです。我が子と同じ年代の子ども達やその保護者、それに多くの学校教育に携わる先生方に支援の手を差し伸べたいと強く思っております。

すでにあらゆるところで義捐金募集等の活動が開始され、協力をなさっておられる方も多いと思います。早速、県高Ｐ連事務局に県高Ｐ連としての対応について問い合わせをしましたところ、全国高等学校ＰＴＡ連合会事務局より、ここが窓口となっての義捐金募集準備にかかっているとの連絡があったとのこと、県高Ｐ連もこれと連携して今後活動協力をしていく予定であると回答を得ました。また、県中央部で組織します、県中地区会が昨日行われ、私のほうからその旨、市内を中心とする県立高校１１校の校長先生、事務長先生、ＰＴＡ会長さん方にご報告をし、協議をしていただいた結果、県中地区として皆様からお預かりしています活動費の中から義捐金を拠出し、今回の震災支援に充てることが決まりました。

　時期が年度末と言うこともあり、また迅速さを要求される事項でもあるとの判断により、本校ＰＴＡの初期支援は、まずはこのような措置によって対応させていただきたいと考えています。今後の復興活動の過程で、さらに支援の必要性が必ず出てくると思いますので、その時には改めて皆様にご協力のお願いを申し上げたいと考えております。どうかご理解ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

　被災地の一日も早い復興を願って。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　宮崎県立宮崎西高校・西高附属中学校
　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＴＡ会長　久保　裕