日頃より、宮崎西高等学校・宮崎西高等学校附属中学校のＰＴＡ活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
さて、ＰＴＡ総会時にご案内させていただきました代表者の方々のご挨拶を以下掲載いたします。

ＰＴＡ役員・理事　退任のご挨拶
令和５年度　ＰＴＡ会長　田迫 昭彦　様

ＰＴＡ役員・理事　就任のご挨拶
令和６年度　ＰＴＡ会長　大野 律子　様


ＰＴＡ会員　各位

【令和５年度　ＰＴＡ役員・理事　退任のご挨拶】

初夏の候、会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。在任中は、ＰＴＡ活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

ネットで「ＰＴＡ」と検索すれば、たくさんのネガティブな情報を目にします。私もＰＴＡに関わるまでは、ＰＴＡとは、漠然としたイメージで、一部の保護者が熱心に活動していただいているものと考えていました。

しかし、本校のＰＴＡ役員の一員として学校に関わることで、本校の教育活動は、単に「教職員の仕事」ではなく、先生方の情熱や愛情がその源泉であること、教育活動には、多種多様な要請があり、教職員だけで、かつ、公費だけで運営していくことは困難であり、学校と保護者が手を取り合って成り立っていることを認識しました。
　
一方、時代が変わっていく中で、保護者の意識の変化や、約３年間続いたコロナ禍で学校行事等が制約を受けたこともあって、保護者と学校、保護者間の関係性が希薄となり、自己の価値観や先入観のみでＰＴＡや学校が一面的に判断され、他者と協力する意識が薄れてきているのかなと感じる場面もありました。

多様な価値観、考え方は理解できますが、自分の子どもの面倒は見てもらうけど協力はしない、ごく一部の方ではありますが、登下校送迎のルールを守らない、逆に何か意に沿わないことがあれば、学校やＰＴＡを糾弾し、責任を問うという親を見て、子どもはどう感じるでしょうか。

ＰＴＡ活動を全て肯定するものではありませんが、少なくとも本校においては、時代の変化に応じて活動を見直しながら、ＰＴＡを通じて、学校と保護者、地域全体で子どもの成長を見守り、支援していく意義は大きいのではないかと思います。

会員の皆様におかれましては、未来を担う宮崎西高等学校及び同附属中学校の子ども達が、安心、安全で充実した学校生活を送るため、引き続き、本校のＰＴＡ活動にご理解、ご協力をいただけますようお願いしまして、退任のあいさつとさせていただきます。


令和６年４月２７日
ＰＴＡ役員・理事退任者代表
令和５年度　ＰＴＡ会長　田迫 昭彦



ＰＴＡ会員　各位

【会長就任のごあいさつ】

新緑の候、会員の皆様におかれましては、ご健勝のこととお喜び申し上げます。また、平素よりＰＴＡ活動にご理解とご支援をいただき、心より感謝申し上げます。
この度、ＰＴＡ総会役員改選でご承認をいただき、ＰＴＡ会長を務めさせていただきます大野律子と申します。誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、昨年度、宮崎西高等学校は創立５０周年を迎え、学びを支える教育環境の拡充を図ることを目的に、
ＡＲＴ：感性の拠点としての図書館の整備や、
ＳＴＥＭ：理性のシンボルとして「フーコーの振り子」の設置が行われました。
「フーコーの振り子」の周りの自習スペースで、子どもたちが黙々と勉強に打ち込む姿や友人と共に笑顔で学ぶ姿を目にします。
これからの時代を担う宮崎西高等学校及び同附属中学校の子どもたちが、歴史や伝統を礎とし、可能性に溢れた未来へ、未知の我を求めて、楽しみながら歩んでいってほしいと思います。

また、子どもたち、保護者の最重要課題として、登下校の自転車マナーや道路横断などの交通マナー、保護者の送迎マナーが挙げられます。
中高約１,３５０名の子どもたちが、県内各地から徒歩・自転車・バス等で通学してきます。先生方の交通見守りのお力添えや、皆さまのご協力をいただきながら、継続して交通安全見守りＰＴＡ活動に取り組んでいるところです。
安全で安心した学校生活を送るため、また、地域に愛される西校生であるよう、交通マナーのご確認と交通ルールの遵守のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

今後も、先生方と保護者の皆さまと連携しながら、大切な子どもたちの気持ちに寄り添ったＰＴＡ活動を実施していきたいと考えております。引き続き、本校のＰＴＡ活動にご理解とご協力をいただけますようお願いしまして、就任のあいさつとさせていただきます。

令和６年４月２７日
ＰＴＡ役員・理事就任者代表
令和６年度　ＰＴＡ会長　大野 律子