「平成25年度のPTA活動を終えて」

2014年05月19日

 昨年5月以来シリーズ化した平成25年度「お知らせコーナー」も今号でオールラストとなりました。これまで、記事数にして計62件アップして、実人数では60名もの方々に登場していただきました。このコーナーは本校PTAの広報媒体として、新聞「いてふ」との二本柱との位置づけで運営して参りました。従いまして、学校に来られない保護者を意識して子供達のいきいきとした様子を伝える、あるいは、PTA活動の実際を伝えることで理解促進と積極的な参加を促す、さらには、活動に関係する役員・理事や関係者(学級委員、広報委員、母親委員、父親委員)の方々の考えや想いを発信するなどの効果をねらったことが第一の目的でした。また、活字新聞に比べタイムリーであり、かつ紙面スペースや印刷費用などの制約を受けず、学校新聞を見る機会が少ない本校OBなどの方々にもご覧いただけるなどのメリットも充分意識して参りました。

 これらの諸点は当初から想定しており、効用もそれなりの手応えを感じてはいたのですが、ほどなく書き手の方々の記事に添えて、私なりの感想や想い出、感謝や激励を必ず認めることとしました。情報発信という側面のみを意識してきた訳ですが、よく考えてみますと一緒にPTA活動に参加する方々との交流がこれまで少なかったことに気づきました。会議、行事、懇談などでご一緒する機会は多いのですが、いかんせん大人数ということや短時間ということもあって、考えや想いを懇ろに話す機会は思った以上に少ないのが現実です。(まあ図らずも、後半には会則改正作業の中で、PTAに対する想いや考え方を個々に充分お聴きする機会が持てましたが…)従いまして、書き手個々の方々とキャッチボールに興じるつもりで、そのパーソナリティーに触れんがために、書かれた記事の最後に追記の形態で書き綴ってきました。(なんだか公の媒体を流用して手紙を発送していたような気がしないでも… あるいは、学級日誌の報告記事への後書きのような様相を呈していたのかも知れませんが…)また、書き手の方々はいずれもPTAの中核を担って頂いている事情もあって、献身的かつ日常的な活動姿勢に対するお礼や尊敬の意味も込めておりました。

 よく考えてみますと、PTAとは不思議な組織ではないでしょうか。年齢、職業、経験、性別、地区の全てがバラバラ、当初大方は顔も名前も知らない者同士です。子息が在学しているという共通点のみで集う。極めて短い期間にもかかわらず様々な行事を共に進め会議などで色々な意見を出し合う。その過程で、かなり濃密な関係が出来上がる。その目的はただ唯ひとつ、教育環境の整備促進、いやもっと分かり易く有り体に言えば、子供達が活き活きと学園生活が送れるようにとの願いが込められています。ですので、役員・理事の方々とはある種の連帯感や仲間意識が生じるのは自然の流れのように思われます。従って、顔なじみとなり、気心が知れるにつれ、ついついため口になりそうになる自分が居ることに気づきます。また、はじめの緊張感や重荷感は何処やら、会合や行事で会う度にリラックスして、率直な物言いができる不思議な空間を共有することとなりました。外見や年齢はともかく(失敬!)、なんだか学生時代に戻ったように、あたかも生徒会活動にでも取り組んでいるような感覚にまま襲われたものです。これも役員・理事の方々の真摯な姿勢があったればこそと、感謝を申し上げる次第です。こうして最終コーナーに立ちますと、様々な想いやいろいろな場面が胸を去来します。私の人生の中でも極めて印象深いというか、忘れ難い時期となりました。

 後を託す執行部の方々には、未だ発展途上で伸び代が無限大な「宮崎県立宮崎西高等学校・同附属中学校」の大いなる飛躍に寄与されんことを期待しています。ただ、老婆(爺)心ながら、胸に留めて欲しいことがありましたのでこの際放言したいと思います。まず、「古い革袋に新しい酒を注ぐ」との格言があります。良き行事、優れた伝え事、秀でた方策は是非、日々の運営に役立ててください。我が校は何と言っても「未知の我」を追求してやまない校風の学舎です。従いまして、PTAとしても従前を上回る優れた行事、手法、方策であれば、何の遠慮も要りません。前例に捕らわれることなく、堂々と未知の分野にも果敢に手を付けてください。そのような新しい風が吹くことを期待しています。改正した会則の附則第5項にもその精神を織り込んだつもりです。時々纏ってみてその着心地を確かめてはいかがでしょう。次に、「3人寄れば文殊の知恵」とも言います。全県一のマンモス校の上、多様な教育課程があるために、PTAへも様々な意見や感想が寄せられます。従って、思い悩むことや容易に判断しかねることも多いと思います。そのような環境ですので、役員・理事、専門委員の方々はPTAの中核として責任感を意識することもままあるかと思います。ですので、少なくとも中核を構成する方々間では、何でも話せる、何時でも会える様な状況を作ることが大切と思います。改正後の会則中にもそのような趣旨で味付けした箇所があります。第23条がまさにそれで、皆さんでその味を堪能して頂ければ幸いです。

 ところで、PTAの一方の当事者、先生方にも大変お世話になりました。本校の先生方は触れば火傷する虞がある程、情熱溢れ意気盛んな方が多数在籍されています。学校におじゃましますと、学業、スポーツ、課外活動など全ての面にわたって一生懸命な指導風景によく出くわします。また、PTA活動へのご理解とご協力も深く、手厚いものを感じております。保護者を代表してこの場を借りまして感謝を申し上げる次第です。そのような訳ですので、最終回の今号では、PTA活動に直接関与いただいた先生方(9名)に依頼して、特別にコメントをいただきました。以下、その原稿をご覧いただきますと幸いです。先生方の今後ますますのご健勝とご活躍を衷心からお祈り致します。(未掲載の先生方にもPTA活動に対し多大なる御尽力をいただき感謝申し上げます。誌面の都合上、少数の先生方の原稿しか掲載ができなかったことをお詫び致します。)

 PTA会長 奥 泰裕

 「PTAの皆さんへ 宮崎商業高校(前副校長) 竹下 勝久」

 平成24年度から昨年度まで、宮崎西高・附属中学校でお世話になりました。春の選抜高校野球での思い出が残っているところに赴任をしてきました。(甲子園に一緒に応援に行けなかったことが残念でした。)
 PTA活動では、赴任した年に母親委員会の研修で講師をさせて頂いたことを思い出します。保護者の方を前に「数学」の講義となりましたが、公式や計算をするような内容では興味を持っていただけないのではと思い、後半は“2進数”を使った“数当てゲーム”を取り入れました。このゲームがお母さんたちに好評で、私に親近感をもって頂いたと思っています。また、PTA活動について皆さんと話したり、研修会に参加したことは貴重で楽しい思い出となりました。
 3月末に定年退職となり、最後の年をこの宮崎西高・附属中学校過ごせたことに感謝申し上げます。最後に生徒たちの活躍とPTAの皆さんのご健勝をお祈りします。

※ 穏やかなで温かみのあるお人柄を慕う保護者が多く、私自身もその恩恵に預かった者の一人です。昨年度は頻発した事案について即座に意見交換させてもらった場面が特に印象に残っています。研修視察では煩雑なご手配を快く処理いただき本当にありがとうございます。先生の母校を訪問して青春時代の話が出たことは楽しい思い出になりました。もうひとつ、博多湾の船上昼食時の申し出を周りに気を使ったがために遠慮したことが今になって悔やまれます。次の機会には是非ご一緒いたします!(by 奥)

 「宮崎西高校PTA活動に寄せて 副校長(平成25年度 高校教頭)河野 明浩」
 
 宮崎西高校のPTA活動については、熱心に取り組んでおられた印象が強いです。年5回の会議や各学年の学習会のサポ-ト、朝陽祭体育の部での飲料水配付、40周年事業でのサポ-ト、また表彰も受けた広報活動やYUME講座での父親委員会の運営や活動等あげればきりがありません。西高校は本当にPTA活動に支えられていると実感いたしました。来年度(平成26年度)もまたよろしくお願いします。ありがとうございました。

※ 日々の難題を先生ともに次々に熟考したことが思い起こされます。緊急の申し入れにもかかわらず、即決され度々時間を設けて頂いたことに感謝申し上げます。この役に就く前はPTAとは縁が遠かったため、迷いながら戸惑いながら進めてきました。そんな中、情報交換することで保護者や学校の事情にも理解が及ぶようになり貴重な経験をすることができました。卒業式・入学式・40周年式典の登壇直前の激励、お陰で気合いが入りました。大地(陸)、大海原(海)、大空(空)、先生が発しそうな言葉を祝辞に入れています。どうかもう一度お確かめください。(by 奥)

 「宮崎西高附属中学校「活発・団結・笑顔」のPTA活動 宮崎西高附属中学校 教頭 山下 辰弥」

 保護者の皆様には、日頃より附属中学校PTA活動への積極的なご協力をいただき心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
 振り返りますと、昨年4月に赴任した私は、新入生と同様に新しい環境に対する不安を感じておりました。そのようなときに、瀧口中学部会長をはじめ、役員・理事の方々、学級委員長の方々に支えられ励まされたことで、前に進むことができたと感じております。
 附属中学校のPTA活動は、学校内だけではなく、この地域と広く密接に連携しております。宮崎市のPTA協議会に所属するとともに、大塚小、江南小、大塚中との4校合同でのPTA活動を展開しております。このため、大塚地区の各種行事や見守り活動、宮崎市の取組への参加など、数多くの活動を本校全員のPTA会員で分担し取り組んでいるのです。土曜、日曜、夜間、早朝などの活動が多く、会員の皆様方には大変ご苦労をおかけいたしますが、いつでも快く引き受けていただき、『活発』な素晴らしいPTAの集団であることを実感しております。
 また、会議の中でも建設的な意見が多く、常に子どもたちのためにという視点で『団結』して学校を支えていただいています。そして、何よりも「楽しいPTA活動」を展開しようと常に『笑顔』で対応していただいております。私自身、PTA活動を通して多くのことを学ばせていただきました。今年度も、一会員として、皆様と協力しながらさらに盛り上げていきたいと思っております。
 最後に、瀧口中学部会長をはじめ平成26年3月にお子さんが卒業を迎えられましたPTA会員の皆様方、これまでのご協力に対しまして心よりお礼申し上げます。今後とも本校PTA活動にご支援をいただきますようよろしくお願いいたします。

※ 中学校部会活動へ充分に関与する機会を持てなかったことが唯一の心残りです。如何せんマンモス校の上、会長初任者でもあった訳で、高校の難題対応で時間が足りませんでした… とはいえ、ある保護者から「附属中の話がブログによく載っています」と言われたことは、まさに我が意を得たりの感です。意識的に中学生の話題を取り上げたことに気づいてもらえたとは!また、先生の精力溢れる特に最終盤の夜な夜な委員会での野趣溢れる奮闘にはいつも頭が下がる想いがしておりました。今後のご活躍を期待しております。(by 奥)

 「PTA活動を振り返って 宮崎西高等学校(前事務長) 猪俣 富男」
 
 仕事が事務畑であったため、一つ一つのPTA活動とはあまり接点がありませんでしたが、広報委員会の皆さんは毎週水曜日夕方学校に集まり、企画・取材・編集等の大変な作業だったと思います。しかしその精力的な活動が実って見事宮日PTA新聞コンクールで栄えある最優秀賞を受賞されました。また母親委員会では、いろんなジャンルの講師等を招かれ、充実した研修であったと聞いております。父親委員会では「YUME講座」を実施され、生徒達に今後の進路について幅広く考える機会を与えていただきました。このようにPTAの皆さんは自分の仕事を抱えながら、各委員会で主体的・積極的に活動された姿には、本当に頭が下がる思いがしました。奥会長さんを中心として、役員・理事の皆さんの前向きにPTA活動に取り組まれ、またその内容も充実したものであり、対外的にも十分誇りうるものだと思いました。
 私自身は、PTA活動にはあまり参加する機会もなかったため、もっぱらPTA役員・理事会が中心の活動でした。その中で、一昨年和歌山市で開かれた全国PTA連合会和歌山大会に参加させていただき、他県の発表や他校との交流に楽しいひとときを過ごさせてもらったのは、誠に思いで深い出来事でした。
 この2年間会計の立場から皆様にいろいろとご無理を申し上げましたが、学校教育活動に深いご理解をいただいて十分なご協力をいただき、感謝の念に堪えません。2年間お世話になりました。ありがとうございました。

※ 別用で学校に伺う都度に必ず事務室にはお声を掛けるのですが、その際会計上の課題の相談をしばしば受けたことをよく覚えています。順風が当たり前と皆が考える部門のため、人知れないご苦労も多々あったかと思います。定年直前にもかかわらずよくサポートいただき感謝しています。「原稿提出が遅くなった」との言ですが、ご心配の向きは無用です。提出順位は第2番目で見事なものでした。それにしても何と〆切が守られない事案の多かったことか!やはり諦めず頑(ガン)固に尽(ジン)力し続けることが大切なのでしょうか。(by 奥)

 「前渉外厚生部長 教諭 高橋 幸彦」
 
 シャイで高倉健?みたいな私がまさかの渉外厚生部主任となり不安を抱いたまま過ぎていった1年間でした。失敗ばかりで思い切り多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。唯自分としては役員・理事そしてクラスの各委員の皆様が温かい方ばかり(勿論その他の保護者の方々も)であること、そして学校にとても協力的であることを知ることが出来ただけでも収穫でした。これからも保護者と学校側の関係が揺るぎなきものであるならば主役の生徒ともども宮崎西高校という三輪車は限りなき前進をすることでしょう。

※ 1年間、誠にお疲れ様でした。慣れない業務で戸惑われたことと思います。私自身も本格的にPTA活動をしたのは今年が初めてでしたので不安感で一杯の年でした。そんな中、極めて大らかで何事にも決して動じない先生が職員室の入り口付近に鎮座されていて、お陰をもちまして、学校訪問時や打ち合わせ時にも敷居の高さを感じることなく過ごすことが出来ました。先生、三輪車は漕ぎ手が重要です。簡単そうに見えますがパワー&バランスに富んだ方でないとスムーズに進みません。これからも西高PTAの良きマンパワーとしてより一層のご支援をお願い致します。(by 奥)

 「YUME講座 平成25年度 進路支援部 吉川 浩一」

  父親委員のおとうさんやPTAのおかあさんが仕事や家事がある中,夜7時頃,幾度となく学校に集まっていらっしゃいます。7月に開催するYUME講座の準備のための会合です。30の職種の講師の先生が見えます。また100名のおとうさんやおかあさんが講師をはじめ,講師の案内誘導,記録写真撮影,会場設営,駐車場などの係や仕事をされます。さらに講師の先生との交渉などたくさんの手続きもあります。
 その会合のたびに私が感じることは西校の保護者の方の力の大きさです。YUME講座でも,準備から当日まで,保護者の皆さんが次々に手を挙げ仕事が進んでいきます。いろいろなアイディアも出てきます。また,地域での幅広い人脈の力も感じます。生徒の皆さんにもおとうさん,おかあさんのこのアクティブでパワフルな様子を見てもらいたいくらいです。
 西校生に少しでも感じてもらおう,少しでもいいものを伝えたいというすごい熱気を感じるYUME講座です。本当にありがたく,しあわせなことです。この熱気に応えて,YUME講座では子どもたちが,何か一つでも自分にプラスになるものを吸収し,職業について考え,自分の将来を見つめる,今度は生徒が力を発揮することを願っています。
 「職業って何なのか」。保護者の方は「職業や人生」について生徒の皆さんに考えてほしい,そして夢をもってほしい,さらにあきらめずに努力してほしいという強い願いで,このYUME講座を作り上げようと力を尽くしてくださいました。本当にありがとうございました。生徒はおとうさんやおかあさんの背中の大きさをあらためて感じたことでしょう。

※ 講座実施を通じて感じた思い出の文章、大変温かい気持ちで読ませていただきました。YUME講座は、子供との関わりが深まる、社会や地域を意識できる、父親の活躍の場を提供するなど、今や進路や職業だけがキーワードでなくなっています。そのような意味で、参画したお父さん、お母さん方自身にも得るものが多かったように思います。従って、企画・運営の中心にいた先生には相当の負担感があったのではないでしょうか。誠にお疲れ様でした。遠距離通勤ですので時折スイミングにて気分を一新され、お体や事故には充分ご留意ください。(by 奥)

 「宮崎西高等学校 教諭 吉田 大二郎」

 前任校時代より学校の公式サイトの管理をして10年余りとなります。8年前に西高に赴任した際も,当時の年森校長より「より見易く,更新が盛んなホームページを作ってください」との指示を受け,私なりに西高公式サイトを制作しました。
 その後,よりクオリティの高いものを作るために,業者に制作を依頼しましたが,その際に当時の久保裕PTA会長と相談し,PTA活動の活性化のためにPTAのページを作ることになりました。2008年8月のことです。久保会長とは何度もシステムや更新についての相談のやりとりをしながら,同年10月に学校公式サイトのリニューアルと同時にPTAページを立ち上げるに至りました。当時はまだPTA活動の一環としてのホームページを立ち上げている学校はほとんどなく,県内外の学校のPTAから反響があったと聞いています。
 その後,久保会長から瀬口繕嶺会長に,そして昨年度から奥泰裕会長へと引き継がれることになります。奥会長になってからのPTAブログは快進撃(?)を続けます。PTA活動はもちろん,PTAの関わる学校行事においても関係の役員さんを中心に執筆していただき,数多くの記事が掲載されました。その記事は1年間で50以上に及びます。お忙しい中でこの更新頻度には本当に頭が下がる思いです。
 ブログには執筆者の言葉だけでなく,そのときの様子も写真が掲載され,実際にそれらに参加できなかった方々でも様子がわかるように工夫された記事となっていました。また,その記事に対して奥会長が自らコメントを寄せるのも恒例となっていました。そのコメントは肩肘張らない率直なコメントが多く,奥会長のお人柄が表われたものでした。
 どうしてもPTA活動というのは,PTA役員さんなど一部の方々の関わるものとなってしまいがちです。しかし,これらのブログは数多くの保護者,そして生徒も目にするものですので,昨年度は例年以上にPTA活動が脚光を浴びたのではないかと思います。私も微力ながら,奥会長への技術的なサポートや西高Facebookページでの広報などを通じて,教員としてPTA活動に携わることができたことを嬉しく思いました。
 平成26年度が始まり,PTA組織も改まりました。今後とも本校PTA活動がより活性化することをお祈りするとともに,私も教員として今まで以上にPTA活動にお役に立てればと思っています。

※ 先生にはホームページの技術指導やPTA活動の広報宣伝面で一方ならずお世話になりました。思い返しますと申し送りがあった数日後のことです。家族サービス真っ只中の連休時、「ブログをよしなに」と聞き覚えのある電話の声(前任会長)が私に更なる課題を託しました。私はそれこそIT若葉マーク付きで、途方に暮れたものでした。そんな不安の霧が晴れない折も折、先生から力強い支援の言葉をいただきました!返す返すも、その2次会での出会いが貴重なものであったものと実感しております。この号が最後と思うと感無量ですがHP運用に限らず、今後とも本校を大いにアピールいただきますと幸甚です。(by 奥)

 「広報委員会を通して 渉外厚生部 堀内 賢治」
 
 PTA新聞制作に携わるのは初めてでした。動きが後手後手となり、委員の皆さんや原稿を依頼させていただいた先生方には御迷惑をかけてしまいました。正直に申しますと、これまで発行されてきた本校PTA新聞につきましては、ほとんど目を通していませんでした。日々の忙しさを理由に、ざっと眺める程度で、机の引き出しの奥の「時間がある時にでもしっかり読もうコーナー」に投げ入れていました(いろんな文書が溜まってなかなか減りません…)。広報担当を命じられたのは、そのような自身のいい加減な姿勢に対する神様から与えられた試練だったんだなあと感じます。編集会議では、回を重ねる度に情熱的になる保護者の方々の姿勢に圧倒されるばかりでした。それぞれ、お忙しい身でありながら、夜遅くまで打合せに参加いただき、休日を返上して早朝より取材を行い、原稿の完成をめざして頑張っていただいた事に感謝いたします。広報委員を引き受けていただいた保護者の方々の中には、クラスの役員決めがスムーズに進まず、勇気を振り絞って手を上げていただいた方も多いかと思います。強い責任感・我が子への愛情・西高をよりよくしていきたいという想いを持って新聞制作に携わる委員の方々の存在の大切さを感じるとともに、しっかりと支えていく体制を整えていくことが必要だと思います。個人的には、広報委員会を通して多くの保護者の方々と接する事ができ、貴重な経験とさせていただきました。特に、広報委員長の黒木さん、附属中の活躍の誌面制作を支える中学広報委員長の井上さん・松田さんには、運営を進めるうえで強力な支援をいただきましたことに感謝いたします。近づく原稿〆切の恐怖に茫然としている私達(私と黒木さん)の応援に度々駆けつけていただいたPTA会長の奥さん、そして、快く原稿を引き受けていただいた先生方に改めまして感謝申し上げます。

※ 毎回22時頃まで続く編集会議、続々と沸き起こる依頼事項等々、さぞかし多忙であった推察いたします。本当にお疲れ様でした。一方では、黒木さん、井上さんと組んだトライアングルはチームワークが抜群の上、各自の持ち味が絶妙な和音となって、編集部が和やかな音色に包まれました。熱気溢れる編集部スタッフの良き清涼剤になったように感じています。私も結構楽しませてもらいました。改めてお礼を申し上げます。「情熱的になる保護者に圧倒された」全く同感です。西高保護者、なかんずく広報委員のパワーを肌で感じる瞬間でした。「新聞は殆ど目を通していません」心配は無用です。先生作の表紙絵(第74号)は確り鑑賞されて生徒の記憶と記録に残ります その筈です。「近づく原稿〆切の恐怖に茫然と」時間は意に介さずとも大丈夫です。生原稿の提出、いつでもOKです。何せ本校PTAブログは永遠に続きます。そして、先生の最終原稿もずっとHP上に残ります。これからも新聞「いてふ」、よろしくお願い致します。(by 奥)

 「母親委員会を通して 前渉外厚生部 西岡 哉美」

 今年度(平成25年度)母親委員を担当しました渉外厚生部の西岡です。
この1年の活動を通しての感想ということで振り返ってみると、本当にあっという間の1年でした。右も左も分からずに始まり、準備が至らぬ点などがありご迷惑をかけたことと思いますが、なんとか母親委員担当という役目を最後まで果たすことができたことにほっとしています。これも母親委員長の江崎さんをはじめ、木下さん、中学部の横田さん、各学年の委員さんたちのお力があったからこそだと思います。本当にありがとうございました。
 母親委員の方々の企画力・行動力はすばらしく、すべての講座において計画通通りに進んでいったことにとても驚き、これが母親のパワーなのかと感じさせられました。また、講座で学んだことを子供たちのために活かそうとする姿を見て、いつか私も親になったら同じように子どものためにできることをしていきたいと思いました。
 この母親委員会という場が、宮崎西高校の保護者にとって出会いや情報交換、子育てについて語れる場所としてさらに発展していくことを願っています。一年間本当にありがとうございました。

※ 初任地で慣れない中、本当にお疲れ様でした。施設や備品を使用する機会も多く、先生が間に入って頂いたことで準備や運営がスムーズにいったものと思います。きりんさんコンサートではピュアな雰囲気に浸り、酵素講習会はまるでフルーツパーラーのようで学校じゃないみたいでした。伊藤先生には親子間のふれあいや短歌の世界を披露いただき、脳科学講演はテンポが速かったのですがとても為になりました。先生が娘の同級生と知ったときは驚きましたが、母親のような方々とうまく連絡を取ってもらい、お陰を持ちまして好評のうちに幕を閉じることができました。今後はさらに保護者全体に広がりをもった、また企画・運営側もよりやりがいを覚える活動になると確信しております。先生が本業でも今後益々ご活躍されるよう祈念して、この1年間のお礼といたします。(by 奥)

「平成25年度のPTA活動を終えて」

PTA関係者が一堂に会した過日の新年会での一コマ。最前列中央に定年退職の先生方がいらっしゃいます。長い期間、誠にお疲れ様でした。旧(25年度)メンバーが集まる最後の機会(欠席された方々、申し訳ありません。)となった折の集合写真です。関係者の皆さん、1年間ありがとうございました。皆さんのご多幸とご活躍、本校のますますの発展を祈念しております。


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