2025年03月25日
3月19日(水)に第16回宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校卒業式が挙行されました。
第16期生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
中学部会長の祝辞ならびに、第3学年委員長の保護者代表謝辞を掲載いたします。
【祝辞】
宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校第16期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
当校PTAを代表して、一言あいさつをさせていただきます。
つい先日、少し大きめの制服を身にまとい緊張気味に入学式に臨んだ皆さんが、早くも義務教育修了の日を迎えることとなりました。
この3年間の日々を振り返り、どのようなことが浮かんでくるでしょうか。
部活動、校外活動、朝陽祭、日々の何気ない生活など、それぞれに異なるエピソードがあるはずですが、それらはいずれも皆さんが成長するうえでの糧となったはずです。これらの経験を経て心身ともに大きく成長され、無事に本日の晴れやかな日を迎えられたことを大変喜ばしく思います。
これから高校生となる皆さんには、2つのことをお話しします。
まず一つ目に、仲間と切磋琢磨し協力しながら、更なる成長を求めてほしいということです。
皆さんは、V字で集団を形成して飛ぶ鳥のことをご存じでしょうか。
ガンなどの渡り鳥は、当校の校章にあるようなVの形のフォーメーションを複数羽で組み、先頭で引っ張る鳥を交代しながら空気抵抗を減らすことで長い距離を飛ぶようです。
皆さんには得意な分野、苦手な分野が当然あるはずです。得意な分野においては、ぜひ先頭に立ってほかの仲間を引っ張って下さい。必ずしも得意ではない分野においては、V字の一番後ろにいても大丈夫ですから、遠慮なく前にいる仲間を頼って下さい。
このようにして、今後3年間もお互いが支え合いながらともに成長できるよう努力してほしいです。
なお、このお話を聞いたことがある方はおそらく複数いらっしゃるはずです。
私がはじめてこの話を聞いたのは、今から約4年前、本校の学校説明会において当時の川越校長先生が話しをして下さったときのことでした。
あの頃はいまいちピンと来なかったとしても、中学校での3年間を経て皆さんの個性や強みはずいぶん周知され、よりV字の形成をしやすい環境は整ったはずです。ぜひとも力強い集団となって飛躍して下さい。
二つ目は、時間を大切にしてほしいということです。
皆さんのほとんどが大学受験を目指すことになるはずです。
受験までの3年間は、中学校の3年間よりも体感としてははるかに早く過ぎていきます。
それほどに、皆さんが今後やるべきことが今まで以上に大変多くあります。
ですので、遊ぶべき時はしっかり遊び、部活の時間はそれに集中し、勉強するべき時はしっかり勉強し、一日一日を無駄にせず過ごしていただきたいです。
時間に関連してもう一つ、時間に余裕を持つということを心がけてほしいです。
これまでの生活を振り返ってみると、約束の時間に間に合わないことや、間に合ったとしてもギリギリになってしまうことがなかったでしょうか。
間に合わないようなことは論外で、それによってほかの仲間の貴重な時間を奪ってしまうこともあります。
間に合ってもギリギリになってしまうと、心の余裕が生まれず、例えばわかりやすいところで日々の授業の場面などを想定すれば、最初から100%集中して臨むことがどうしても難しくなってしまいます。
私自身、社会人として比較的多くの人との交流をしていますが、やはり社会的に成功しているとされる人、尊敬されている人ほど時間に余裕を持って行動しているように実感します。
やや耳の痛い話になったかもしれませんが、時間に余裕を持つという点はぜひ今後の学校生活を送る上でも参考にしていただければありがたいです。
最後になりましたが、子どもたちに対して愛情を持って指導して下さった先生方をはじめとした関係者の方々に対しては、この場を借りて心より感謝を申し上げます。
谷口校長先生におかれましては、縁あって本日の卒業生の入学と一緒に本校へ赴任され、3年間にわたりその強力なリーダーシップと感銘力ある言葉で生徒たちの琴線に触れる活動をしていただいたことにつき、感謝の言葉もありません。
関係者の皆様におかれましては、今後も子どもたちへの変わらぬご指導を何卒よろしくお願いいたします。
以上、卒業生の皆さんのさらなる飛躍を祈念し、お祝いの言葉とさせていただきます。
宮崎県立宮崎西高等学校附属中学校
PTA中学部会長 金丸由宇
【謝辞】
本日、ここに宮崎西高等学校附属中学校を巣立つ卒業生の保護者を代表しまして、ひと言、お礼の言葉を述べさせていただきます。
澄み渡る春の日差しが私たちを包んでおります。朝晩の冷え込みはまだ残るものの、日中の暖かさに季節の移ろいを感じます。
桜の蕾はまだ硬いものの、その蕾の奥には確かに、これから咲き誇る力が宿っています。
本日、この佳き日に、厳粛、かつ盛大な卒業証書授与式を執り行なっていただき、誠に、ありがとうございました。
校長先生をはじめ、諸先生方に、保護者一同、厚く御礼申し上げます。
また、巣立っていく生徒たちのために、温かい励ましのお言葉を頂戴し、本当にありがとうございます。
皆様からいただきました心温まるお祝いのお言葉と、励ましのお言葉は、卒業する子どもたちの胸に、深く刻まれたことだと思います。
そして、卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
三年間の中学校生活を終え、今日この日を迎えられたことは、皆さんの努力の賜物であり、私たち保護者にとっても、喜びと誇りに満ちた瞬間であります。
ついこの間、まだ幼さの残る表情で入学式に臨んでいた皆さんが、今日、立派に成長した姿でこの場に
いられますのも、先生方の親身で、熱心なご指導のおかげでございます。
この三年間は、決して平坦な道のりではなかったと思います。学業の難しさに直面し、部活動や学校行事に励み、友人との喜びや、時には悩みを分かち合いながら、皆さんは確かに成長されました。
特に、思いがけない困難に直面することもあったかもしれませんが、それを乗り越えた経験こそが、皆さんの人生の糧となることでしょう。
様々な行事で成長の機会を提供していただきましたが、その中でも修学旅行では、親の心配をよそに目を輝かせて帰ってきた我が子の姿に、内容を聞かずとも素晴らしい体験をしてきたのだろうと、感じ取ることができました。
また、最後の授業参観となりましたスチームジュニアでは、与えられたテーマではなく、自ら悩み、研究に取り組み、その成果を堂々と発表する姿には、頼もしさすら覚えました。
先生方には、学問の道を示してくださったことはもちろんのこと、時には励まし、時には厳しく指導してくださったおかげで、子どもたちは知識だけでなく、人としての大切な姿勢を学ぶことができました。
先生方の温かいご指導に、保護者一同、深く感謝しております。また、日頃の学校生活が円滑に進むよう支えてくださった職員の皆様にも、心よりお礼を申し上げます。
そして、共に歩んできた保護者の皆様へも、心からの感謝を申し上げます。
子どもたちが今日この日を迎えることができたのは、ご家庭での温かい支えがあったからこそだと思います。
悩み、励ましながら子どもたちと共に歩んできた三年間。その一つひとつの瞬間が、今日のこの喜びにつながっています。皆様の愛情と努力に、改めて敬意を表したいと思います。
これから先、皆さんはさらに大きな世界へと羽ばたいていきます。
新しい環境の中でも、自分らしく輝きながら、将来の大きな夢や希望に向かって、一歩一歩、歩んでいけるよう、私ども保護者も子どもたちを信じ、愛し、見守り続けて参ります。失敗を恐れず、そして何より自分自身を信じて歩んでください。
最後になりましたが、宮崎西高等学校附属中学校の益々のご発展と、校長先生をはじめ、諸先生方の、ご健康と、お幸せをお祈り申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。
3年間、ありがとうございました。
保護者代表
第3学年委員長 平沼正義
2025年03月25日
3月1日(土)に第49回宮崎県立宮崎西高等学校卒業式が挙行されました。
第49期生の皆様、ご卒業おめでとうございます。
PTA会長の祝辞ならびに、第3学年委員長の保護者代表謝辞を掲載いたします。
【祝辞】
令和6年度の卒業式にあたり、PTAを代表いたしまして、お祝いの言葉を申し上げます。
宮崎県立宮崎西高等学校を巣立つ第49期生の皆さん、本日はご卒業おめでとうございます。
保護者の皆様、お子様のご卒業心よりお慶び申し上げます。
これまで、PTA活動にご理解とご協力をいただき、深く感謝申し上げます。
希望を胸に、本校に入学してから3年間の時を経て、心身共に大きく成長されたお子様の姿に感慨もひとしおのことと拝察いたします。
校長先生をはじめ、教職員の皆様、愛情と情熱で子どもたちを包み、寄り添い、ご指導いただきましたこと、安全で安心した学校生活を送れますようにご配慮をいただきましたことを心より感謝申し上げます。
さて、卒業生の皆さん、3年間を振り返り、溢れる思いや感情があると思います。
伝統をつないだ制服に身を包み、西高前の坂や希望の坂道を歩んだ登下校、学校生活、よく頑張りましたね。
高校での学び、成長の日々は、あらゆる局面で必ず自分の支えとなり、自身の能力を信じる力に繋がっていきます。
これから皆さんは、長い人生の中のひとつの階段をあがり、新たな歩みを踏み出します。今後、人生を変えるような出会いや、様々な体験が待っているでしょう。
それらの経験を通して、私は、多くの「智」を得てほしいと思います。
「智」とは、物事を理解し、是非・善悪を弁別する心の作用を意味します。人として学び生きていくために、必要な物事をわきまえる能力です。
島崎藤村の言葉に「人の世には三智がある。学んで得る智、人と交わって得る智、みづからの体験によって得る智がそれである。」とあります。
学びのスタイルで、3つに分類された「智」とは、
一つ目は、書物を読んだり話を聞いたりして得る智。
二つ目は、人との交流を通して、人から得る智。
三つ目は、実際に体験して得る智。
私は、シンプルに人生を表現、要約するこの言葉に深く共感すると共に、自分の人生を振り返ると、二つ目の人から得る智、人々との縁に心から感謝しています。
出会いにより人生が変わります。
また、人々から教わり、学ぶことで、視野が広くなり、新たな道が見えてきます。行動する勇気へと繋がります。
さらに、藤村の言葉は、
「さういふ自分は今日に行き詰まってゐるばかりでなく,出発のそもそもからすでに行き詰まっていた。でも,歩いて出るたびに道が開けた。地に触れるたびに活き返った。」と続きます。
長い人生です。嬉しいことや楽しいこと、悲しく辛いこともあるでしょう。
立ち止まることも、休むことも、後戻りした、と感じることもあるでしょう。
でもどんな時も、地に足を付け、踏ん張る力を持ってください。
どんな時も自分を大切にし、自分を愛すること、自分が大切にされ、自分が愛されていることを忘れずにいてくださいね。
そして一歩踏み出す勇気が出た時、自ら学ぼうとする姿勢で、智を磨き、未知の我を求める力を身につけ、人生を楽しみながら、逞しく成長していくことを心より願っています。
卒業生の皆さんの今後のご活躍と幸多きことを祈念いたしまして、門出に際しての祝辞とさせていただきます。
宮崎県立宮崎西高等学校
PTA会長 大野律子
【謝辞】
卒業生の保護者を代表いたしまして、僭越ではございますが、一言御礼を述べさせていただきます。
本日は、校長先生をはじめ、関係者の皆様に、このように厳粛な卒業式を挙行いただき、保護者一同厚く御礼申し上げます。
また、ご多忙中にも関わらず、ご臨席賜りましたご来賓のPTA会長 大野律子様にも重ねて御礼申し上げます。
子どもたちは三年間、義務教育とは違う、これまで過ごしてきた地域も超え、多様な価値観の中でまさに「未知の我を求めて」高校生活を過ごしてまいりました。
将来の夢に近づくための学びを深め、自分自身で課題を見つけ探求し、人は人と人との関りの中で育ち合うという経験もできました。また、創立50周年という節目にも立ち会い、これまで先輩方が築いてこられた歴史も実感できたことと思います。
先生方には子どもたちが悩んでいるときに寄り添って励ましていただいたり、足踏みしているときには高みを目指して導いてくださったり、ひとりひとりに対して細やかにご配慮賜りましたこと感謝申し上げます。
この三年間で努力してきたことが実を結び、これまでよりも試練や困難に立ち向かうことになっても何事もチャンスと捉えて、果敢に挑み続けてくれる力を身につけてくれたことと信じています。
子どもたちはこれから成人として、自らの行動に責任を持つことになります。宮崎西高等学校を卒業したという自信を胸に羽ばたいてほしいです。
最後になりましたが、宮崎西高等学校の益々のご発展と先生方のご健康とご多幸を心より祈念いたしまして、簡単ではございますが、保護者代表の挨拶とさせていただきます。
保護者代表
第3学年委員長 二見志信
2025年02月05日
日程:令和7年1月29日(火)18時30分〜19時30分
会場:ニューウェルシティ宮崎
内容:ネットトラブル予防授業
「未成年に気をつけさせたいインターネットトラブル」
講師 牟田圭佑弁護士(弁護士法人ニューポート法律事務所宮崎オフィス)
「ネットトラブルから、我が子をどのように守るのか?」
スマートフォンの普及をはじめ、小学校から、タブレットやパソコンを利用する授業もあり、子ども達の生活に切り離せないものだけに、使用を制限するだけではネットトラブルの予防にはなりません。
インターネットに繋ぐことのできるデジタルツールを持たせる前に、家庭での教育が一番重要な事になるそうです。
第1次責任者は学校や行政ではなく、持たせた側の保護者であるという覚悟を持って、何らかのトラブルが起きた時に解決する方法や法律などがあったとしても、インターネット上にアップされた情報は「デジタルタトゥー」と言われるように、一生消えることがないということを子ども達に伝えることが重要となります。
リベンジポルノ、炎上、SNS上のいじめ(ライングループなど)、誹謗中傷、肖像権、プライバシー権、著作権の侵害などに加えて、最近問題になっている、闇バイトのお話もありました。
まともな求人を装って個人情報を盗み、関与したら最後、特殊詐欺や強盗などの犯罪に加担させ、捕まるまで終わりません。
闇バイトの入口に近づかないために、
①SNSにはまともな求人は落ちていないこと
②やたら楽で、短時間で高額の報酬はまともではないこと
を肝に銘じる事が大切だそうです。
法整備も整えられて、民事裁判でも厳しい判決が出ている昨今、ネットの世界は仮想空間ではなく現実世界であり、知らなかった!では済まないこと、やってはいけない事は現実でもネット上でも同じであるということを、十分に子ども達に理解させることが重要だと感じました。
PTA副会長兼研修委員長 押川和代
2024年12月13日
令和6年12月7日
会場:宮崎農業高校
「長く楽しめるクリスマスリース~お正月のオーナメント付き~」
講師:中村仁美氏 (フラワーデザイン中村スクール 講師)
令和6年度の県高P連県中地区母親委員研修会が宮崎農業高校で行われました。
講師の中村先生は、日頃非常勤講師として宮崎農業高校の生徒さんにフラワーアレンジメントを教えていらっしゃるそうです。
今回の内容はクリスマスリース作りということで、
木のつるでできたリースのベースに、生のひむろ杉やブルーアイスなどの常緑樹の葉をグルーガンでつけて制作しました。
制作中は黙々と自分の作業に没頭してしまい、時間があっという間に過ぎていくようでした。
ベースができたら、クリスマスのオーナメントをつけていきます。
参加された方それぞれに個性の感じられる出来になりました。
クリスマスが終わったら飾りを変えてお正月にも使えるよう、鶴の水引飾りや南天、竹の葉などのオーナメントもいただき、ひと工夫で飾ったあとも長く楽しめることがとてもうれしかったです。
主催の方も言われてましたが、家の、仕事の、家族の時間じゃない、自分だけの楽しい時間を過ごして、心も体もリフレッシュできたひとときでした。
県高P連県中地区母親委員研修会は、毎年担当校の特色のある研修内容になっているとの事、ぜひまた参加してみたいと思いました。
PTA庶務 末永結美
2024年12月12日
令和6年度第3回研修委員会 及び 閉会式
11月19日(火)
15:00〜16:30 講演会
16:40〜16:50 閉会式
演題 「生き残るのは、強いものではない、賢いものでもない、生き残るのは、、、〜子どもたち・保護者・職場の仲間から学んだこと〜」
『第3回研修委員会 飛田洋氏講演会に参加して』
第3回研修委員会は、西高で13年間勤められ、また県教育長も勤められた、飛田洋先生による講演会が行われました。飛田先生は、先生として、親としての熱い思いや、また西高附属中学校の開設に関わった当時の、開設への思いや附属中学校生に託した思いも語ってくださり、参加した研修委員の皆様も熱心に耳を傾けていました。
変化の多いこれからの未来で子どもたちが生き残るのは、強い者でも賢い者ではないと先生は仰いました。ではどんな人が生き残るのでしょうか。
それは環境、時代の変化を受け入れ、辛抱強く我慢し、社会のために他人と強調し果敢にチャレンジして、自らも社会を変えることができる者なのだそうです。
私たち親も、我慢し(我慢させ)、協調し、(自分自身も)チャレンジを続け、我が子にいろんなチャレンジをさせ、子どもたち、特に我が子に背中で語れるような親であり続けたいと思いました。飛田先生、ありがとうございました。
研修委員 保護者代表 手嶋徳子
《終了後アンケートによる参加者の声》
•飛田先生のお話を拝聴させていただき、大変勉強になりました。
私自身、子どもに手をかけ過ぎていると反省しました。子どもを信じ、自分の力で人生を切り開くことができるような子育てをしなければと思いました。
西附中の設置で、長崎東中・高の話がありましたが、大学生の息子が通った学校です。
「ともによき世を創る」という言葉を掲げ、志高く自主性のある生徒が多かったと思います。
ノーベル平和賞の授賞式に派遣される平和大使にも長崎東高生がいます。残念ながら我が息子はそのような子には育っていませんので、今一度、力強く自分の道を歩み、社会のためになるような仕事をするようにと話をしたいと思いました。
高校は進路で悩むことも多いので、世の中のためになるには自分なりにどうすれば良いかを考えて進路を決めなさいとアドバイスしようと思います。
•恩師です。昔と少しも変わらず今でも熱い想いで宮崎の子どもたちのために活躍されているご様子を拝見し感銘を受けました。いただいた資料を娘と改めて確認し学びたいと思います。
•もっとじっくりお話を伺いたかったです。 親としてするべきこと、してはいけないこと、子どもが社会で自立して生きるためのヒントがありました。 とても有意義なものでした。ありがとうございました。
講演会後は、令和6年度研修委員会閉会式が行われ、大野PTA会長からご挨拶をいただきました。
中高6学年の保護者の皆様を対象にした研修委員会では、講師の先生方をお呼びして、家庭教育の学びを深めております。
お手伝いいただいた、先生方、研修委員会、役員理事の皆様ありがとうございました。
終了後のアンケートでは、たくさんのご意見、ご感想をいただきました。これからも、保護者の皆様に寄り添った企画を立案して参ります。
宮崎西高PTA副会長兼研修委員長 押川和代
中学研修委員長 堀川貴史
2024年12月12日
11月17日(日)
高校2学年の学年委員会による保護者懇親ミニバレー大会が行われました。
先生方3名
保護者39名の参加で
5~6名の7チームでリーグ戦を行い、成績のいい2チームで決勝を行いました。
初心者の方も参加しやすいようにと、
・サーブは得点の入る入らないにかかわらず1回ずつお互いに交代でする
・時間制の得点積み上げ方式にする
など、オリジナルのルールも設定しながら、全9クラスの参加者はくじ引きでチームを組んで試合をしました。
日頃自分のクラスの保護者さんとの交流も少ない中で、他クラスの保護者さんと同じチームになること
はじめは役員も不安でしたが、かるく自己紹介とアップをしたあと試合が始まると、どのチームも和気あいあいと楽しそうにミニバレーをしている姿を見ることができ、とても楽しい時間になりました。
ご夫婦での参加も多く、勝って喜び負けてくやしがり、なんだか今の我が子たちのお年頃に返った気持ちでした。
コロナ禍ではできなかった懇親の機会がまた得られたことがとてもうれしく、本当に笑顔あふれるいい時間を過ごすことができました。
PTA庶務 末永結美
2024年12月12日
第2日目 第2分科会
「進路指導とPTA活動」
テーマ
「子供と考える進路~それしかない?~」
講師:田中陽子氏(スクールカウンセラー)
2分間目を閉じて、想像してみましょう。
(是非、目を閉じて想像してみてください!)
「5年後、我が子は何をしていますか?」
「笑っていますか?」
スクールカウンセラーの田中陽子先生のこの問いかけから講演が始まりました。
子どもたちにとって「自分を知ること」はとても大事。自分を知るために、経験したことを振り返る・・・というお話がありました。
ここで最も印象に残ったのは、「”できたこと”をたまたまにしない」というお話でした。
失敗について振り返ることは多々あっても、成功したことはないがしろになりがちでないでしょうか・・・。
高校3年生の親にとって、近くで我が子をサポートできる最後のチャンスかもしれません。
「完璧なリード」を目指すのではなく、我が子に「つかず離れず寄り添って」心の成長を見届けたいと心から感じた講演でした。
PTA高校3学年 監事 浜田 愛
2024年12月12日
第2日目 第1分科会
「母親研修会」
テーマ
「宮崎から世界へ~食で学ぶ命の尊さ~」
講師:尾崎宗春氏(株式会社牛肉商尾崎 代表取締役)
第1分科会では、自分の名前をもつブランド牛の第一人者である尾崎宗春さんから、64歳の今、尾崎牛を世界53か国に出品しなおまだまだ世界に向けて自分には伸びしろがあると、バイタリティあふれるお話を聞かせていただきました。
「利は元にあり」
尾崎さんは毎月70頭の子牛をセリで買い付けます。子牛の見極めには大変な自信があるとのこと、また、子牛のポテンシャルを最大限に伸ばす環境を用意していることが自慢であるとのお話でした。
・どれだけいい環境があろうとも、元の子牛にポテンシャルがないと何も利益は生まない
・子牛のいいところを見極めて、よりよい環境を整えてあげること
社員さんにも、「牛の手となり足となり、牛を幸せにしてあげてください」と言っておられるそうです。
「リーダーは正直で勉強家」
・30年物事を続けると、誰にも負けない強みができる
・とことんやり抜くとだれもが応援してくれる
子どもたちにも私たちにもとても大事なことだけど、シンプルなのにとても難しい。
それをやり抜くパワーをどれだけ持てるか、私もそういう姿を見せていきたいし、子どもたちにも声かけやサポートをしてあげたいと思いました。
「人や動物の数え方」
牛は1”頭”、魚は1”尾”、鳥は1”羽”と数えます。
それは、食べて残る部分で数えているんです、とのこと。
では人はどうでしょう。人は”人”を残します。
この言葉にハッとさせられました。
私たちの子どもたちはどんな”人”になり、どんな”人”を残すのか、改めて今の「子育て」に背筋を正されるような責任と、未来の希望を感じたお話でした。
余談ですが、一緒にお話を聞いた役員さんが、「人は”名”も残せるね」と。
”名”も残せる”人”になれたらどれだけ素晴らしいことでしょうか。
我が子たちがどんな”人”になっていくのか。
私たちにできることは、正直に、勉強熱心に、子どもたちのいいところを見極め、よりよい環境をつくっていく。
フランクに笑いあふれる講演ながら、とても勉強になったひとときでした。
PTA庶務 末永結美
2024年12月12日
第1日目 全体会
演題「食育と防災が生み出すもの」〜命と向き合える人づくりを〜
講師 : 柴田真佑氏(ボランティアグループ「暮らしつなぎ隊」「志縁や」代表)
大会1日目の全大会の講演会が野口遵記念館大ホールで行われました。
柴田氏は、東日本大震災や熊本地震など全国各地の被災地ボランティアに50回以上出向いて活動をし、今の災害列島日本で「生き抜く術と明日への備え」を伝えています。
2024年元旦に発生した能登半島地震後は、特に支援の手が届いていない奥能登での支援活動を行っていますが、9月12日の時点でも復旧がすすんでいない状況だったそうです。
復興の3原則は、被災者の自立を尊重し、地域社会の持続に心掛け、歴史文化の継承につとめることですが、復旧作業のすすまない奥能登では、辛酸を嘗める状況で、テレビやインターネットでは伝えられていない状況に言葉を失いました。
9月11日、柴田氏の友人で奥能登とのご縁が深い女優の常盤貴子さんと、お友達で同じく女優の仲間由紀恵さんがボランティアとして共に活動し、お二人の志と笑顔で、被災された方々は笑顔、笑顔、笑顔、未来への大きなの希望を与えました。
10日後の9月21日の夜、その矢先の豪雨被害です。まさに、ニュースでみた土砂崩れや浸水した仮設住宅が、その場所であったと聞いて、目の前が真っ暗になり、憤りと悲しみで呆然としました。自然と向き合って生活をしていかなければならない私達になす術はないのでしょうか?
被災者の方々に、頑張れ!は禁物だそうです。避難所にたどり着いたその時から、長く厳しい復旧、復興までの道のりが始まります。
皆様は、非常用リュックの確認はおすみでしょうか?これから冬になるので大判のバスタオルや、ブランケットなど四季に応じて確認が必要です。
柴田氏は、非常食でカンパンを食べている被災者の方々を見た事がないそうです。非常食は、身の回りにある食材、梅干し、いりこ、味噌、漬物がおすすめだそうです。
「口は命の入口、心の出口」
「噛むことは生きること」
「学びこそ最高のワクチン」
まさに、学びを深めた第1日目の全体会の講演会となりました。
PTA副会長兼研修委員長 押川和代
2024年12月12日
令和6年度 宮崎県高等学校PTA連合会 秋季研究大会 県北ブロック大会
期日:令和6年10月10日(木)・11日(金)
大会テーマ
「唯一無二の存在である子ども一人一人が、次代を担う人材になるために」
大会1日目:全体会
演題:「食育と防災が生み出すもの」〜命と向き合える人づくりを〜
講師:柴田真佑氏(ボランティアグループ「暮らしつなぎ隊」「志縁や」代表)
大会2日目:分科会
第1分科会「母親研修会」
演題:「宮崎から世界へ〜食で学ぶ命の尊さ〜」
講師:尾崎宗春氏(株式会社牛肉商尾崎 代表取締役)
第2分科会「進路指導とPTA活動」
演題:「子どもと考える進路〜それしかない?〜」
講師:田中陽子氏(宮崎県スクールカウンセラー)
第3分科会「生徒指導とPTA活動」
演題:「先手必笑!〜ラッキーを口ぐせに〜」
講師:上田耕市氏(風の菓子「虎彦」代表取締役社長)
参加者のみなさん
次の投稿からは、参加者の皆さんのレポートをお知らせします。
ぜひご一読ください。